すずき眼科医院 点滴外来

ご予約・お問い合わせは 電話:049-251-9722

  • 注射療法とは
  • プラセンタとは
  • ニンニク注射とは
  • 高濃度ビタミンCとは
  • その他点滴
  • 栄養解析とは
  • 遅延型フードアレルギー検査

注射療法とは

栄養素を口からではなく、直接血液へ注入する方法です。
栄養素は、もともと体の中に存在するタンパクやビタミン、ミネラルです。 この点滴療法は海外ではベジタリアンやナチュラル志向の強い方を中心に人気を集めています。 日本ではスポーツ選手、タレントさんを中心に、少しずつ認知され始めているようです。

注射療法4つの利点

利点1
経口摂取よりはるかに高濃度の栄養成分を体内に届けることができます。
経口摂取では、胃液など、様々な消化酵素や臓器、生体膜によって吸収を阻害され、 治療レベルの濃度を体内に届けられません。「体の中で吸収阻害を起こすなら、その分を差し引いた量の、もっと沢山の量を経口摂取すればいいじゃない?」と思われるかもしれません。 たとえば人気のビタミンCをはじめ、多くの栄養素は水溶性であるため、どんなに多量に摂取しても尿として排泄されてしまいます。 まして点滴で注入する量をサプリメントで補うには200倍やそれ以上といわれるほどで、到底追い着く量ではありません。 つまり点滴はサプリメントにくらべ確実性があり、効果を体感しやすいと言えます。
利点2
食べ物や錠剤はほとんどが炭水化物、糖や脂質からなり、必要な栄養素は意外と少ないのです。 しかし注射の場合は、糖分や炭水化物など余計なものはほとんど入っていませんし、防腐剤もない(あっても少量)なので、自然派と言えるでしょう。
利点3
患者さまのおひとりおひとりの不定愁訴に合わせて、栄養素の種類や量を調整できるという点です。 点滴前に医師と話し合い、その日の体調も考慮にいれて調合をしていきます。 オリジナルでわがままもきく、そんな治療ができるという点も利点でしょうか。
利点4
即効性を求める場合も有用です。

注射療法は、栄養治療学に元づいています。

今はストレス社会です。緊張感、不安や疲労感が長引くと、体に慢性的な侵襲がかかり、結果として腸の吸収不良を起こします。 ひとと同じものを食べても、吸収不良によって体は衰弱し、免疫は下がり、体はバランスを崩します。

アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、うつ病、原因不明の不定愁訴などの根本原因は体内の栄養素の過不足から引き起こされたもの、 という考え方が栄養療法の考え方です。栄養は体のバランスを保ち、ホルモンの調整を行い、腸内細菌を整え、心の健康までも支えています。 これらをまずはきちんと補い、体の基盤を整えていくことからのアプローチになります。

つまり、体の基礎を栄養できちんと整えた後、それでも解決しない不定愁訴が残るようなら、はじめて科学的な薬を使用していくものです。 また、特に予防の関点からも重要視されてきており、術後の予後観察、病気予防や日常の健康管理、の補助として利用するのも大変お勧めです。

注射・点滴メニュー。保険適用外となります。

メニュー 料金 主要成分 効能
プラセンタ注射 1アンプル…1,500円
1アンプル追加毎…500円~
ヒトの胎盤からの抽出物(成長増殖因子、
アミノ酸各種)
肝機能の改善、アトピー性皮膚炎、更年期障害、冷え症、腰痛、肩こり等の改善、疲労回復、 自律神経とホルモンバランスの調整、美肌(美白、保湿、きめ)、コラーゲン生成、その他
ニンニク注射 1本…1,500円
疲れ度や症状に合わせてビタミン等を追加します。
ビタミンB1
グリチルリチン
グリシン
Lシステイン
疲労回復、眼精疲労の改善、二日酔い、筋肉痛、金属アレルギーの改善、免疫力アップ、 風邪やインフルエンザ回復を助ける、糖代謝促進など。ビタミンCを追加すると美肌効果も。
高濃度
ビタミンC注射
6gまで
2g…1,500円
2g追加毎…500円~
プラセンタとのブレンドにより相乗効果が期待できます。
日本製
アスコルビン酸
詳細は下記をご覧ください
超!高濃度
ビタミンC点滴
6g~
10g…6,000円
12g~…7,200円~
アメリカ製
アスコルビン酸
+Mg
詳細は下記をご覧ください
マイヤーズカクテル点滴 3,000円~5,000円程度
(問診により患者様の症状に応じてブレンド、プラセンタ等も追加)
VB群(VB1~VB12)
VC、CA、Mg、
ヒアルロン酸、
グルタチオン、
Αリポ酸など
偏頭痛、うつ症状、パニック障害、心不全、狭心症、難聴その他の改善
αリポ酸点滴 100mg~ ・・・2,700円~
(症状や病状に応じる)
追加50mgで700円
αリポ酸 詳細は下記をご覧ください
アミノ酸点滴
(BCAA強化型)
3,000円
※プラス500円で以下追加可能
ニンニク
ビタミンC
ビタミンB6 etc
各種アミノ酸 詳細は下記をご覧ください
グルタチオン点滴 600mg~2,000mg
2,000円~4,800円
グルタチオン パーキンソン病の方はオリジナルブレンド有り(ご相談下さい)
詳細は下記をご覧ください
生理前症候群点滴 3,500円 トリプトファン
ビタミンB6など
詳細は下記をご覧ください

※初診料1,000円 相談料1,000円 (不定愁訴でお困りの方、ご病気を抱えていらっしゃる方は参考資料(血液検査の結果、お薬手帳など)が有れば当日ご持参ください。)

※頭痛持ちの方、耳鳴りや耳の閉塞感でお悩みの方などの点滴もご用意しております。

プラス

オプションメニュー

上記基本メニューに付加する成分です。詳細は御来院時にご確認ください。

オーダーメイドのブレンドも承っております。
常駐の先生が担当する曜日(火・土)では時間をかけて問診しています。その日の体調や気になる健康面、症状によりおひとりおひとりに最適なブレンドをご提供させて頂いております。

メニュー 料金 主要成分 効能
A.
美白セット
1,000円 ビタミンC1000mg
Lシステイン、
グルタチオン
メラニン発生と沈着を阻害。
肌のきめ、ターンオーバーを整える、皮膚炎(アトピー他)の治療、脱毛、白髪の防止など
B.
肝班セット
800円 ビタミンC1,000mg
Lシステイン
トラネキサム酸
主に肝斑を改善します。
C.
デトックスセット
(肝機能UP)
各1種
500円
2種
900円
αリポ酸/グルタチオン 二日酔いや暴飲暴食時に。
また筋肉痛、神経痛、金属アレルギー、皮膚炎などを速やかに緩和します。
D.
肌質改善セット【A】
1,300円
(1,700円相当)
オリジナル栄養4種
※成分は当院にてご覧下さい。
肌のバリアー機能を高めるための、無駄ないブレンドです。ニキビや硬くくすんだ肌質の方へもお勧めです。
E.
肌質改善セット【B】
1,400円
(1,800円相当)
オリジナル栄養8種
※成分は当院にてご覧下さい。
F.
肩こり&ひざ
腰痛用セット
600円~
1,300円
1種~3種
ノイロトロピン
コンドロイチン
など
神経痛・関節痛・腰痛・五十肩(肩関節周囲炎)や肩こりの改善を促進します。難聴やひどい耳なりでお悩みの方へ。

プラセンタ注射とは

健康なヒト由来の胎盤を原料に高熱処理や遠心分離、塩素による加水分解を繰り返し、有効成分だけを抽出したタンパク製剤です。 有効成分は細胞増殖因子(GF)です。この細胞増殖因子は、小さな受精卵から3kgほどの赤ちゃんへと成長させる因子です。 この物質の特性を利用し補充することで、からだを構成するすみずみの細胞を活性させ、新しい細胞を積極的に作り出します。同時に古くなった細胞の廃棄を促します。 この結果、さまざまな不定愁訴の緩和に効果があるようです。 また免疫を担当する細胞を増殖させる働きも合わせもつため、免疫システムも賦活するといわれています。最近では若返り(アンチエイジング)治療でも人気です。

プラセンタの使用目的・効能について

内科系 免疫系疾患: アレルギー疾患、リウマチ、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食品及び化学物質への過敏症、蕁麻疹など
肝疾患: ウイルス性肝硬変、アルコール性肝硬変、脂肪肝など
その他: 糖尿病、高血圧、慢性便秘、胃潰瘍、慢性胃炎、十二指腸潰瘍
整形外科系 リウマチ、変形性関節症、関節炎、神経痛、五十肩
美容皮膚科系 美肌、しみ、たるみ、小じわ解消、きめを整える、肌密度を改善、はりと弾力アップ、など
精神科系 うつ病、自律神経失調症、不眠症
婦人科系 更年期障害、月経痛、月経不順、乳汁分泌不全、高プロラクチン血症、など
泌尿器科系 前立腺肥大、膀胱炎、痔など
眼科系 アレルギー性結膜炎、視力低下、眼精疲労、白内障、など
耳鼻咽頭科系 アレルギー性鼻炎、メニエール病、花粉症、など
歯科系 歯槽膿漏、歯周病など

その他、強力な疲労回復効果、虚弱体質、冷え症、肩こり、ひざの痛み、など

プラセンタの副作用

1956年にメルスモン製薬が更年期障害で、1959年にラエンネック社が慢性肝炎の治療薬として発売して以来、重篤な副作用の報告はありません。 ただし、プラセンタは自然由来のタンパクを原料にしているため、献血を控えなければなりません。
現在は女性ホルモンは含まれていません。

プラセンタ注射の回数は?

美容や病気予防が目的なら週1回を継続していくのがオーソドックスです。
治療レベルでプラセンタ注射をお考えの方は、先生とのインフォームドコンセントの中できめていきましょう。
腰痛や脊髄狭窄症の方は、つぼ治療もあります。

ニンニク注射とは

主成分はビタミンB1です。この成分中の硫化アリルの匂いがニンニクに似ていることからこう呼ばれるようになりました。 さらに当院では、解毒や免疫を司る肝臓の機能をアップするといわれている栄養成分を追加し、ニンニク注射の効果を強化しています。

ニンニク注射で即効チャージ、疲労回復へ

たとえばこんな方にお勧めします。

  • 緊張性の頭痛、肩こりや腰痛がある
  • 風邪をひいたのに、明日の大事な仕事が休めない
  • 疲れがたまっている
  • だるい
  • 夏バテぎみ、力がわかない
  • 二日酔い、飲み会続き
  • 筋肉運動後

ビタミンB1とは

摂取した糖分を分解し、エネルギーに変換するビタミンです。ビタミンB1が不足すると、エネルギーに変換できないので、元気が湧きませんし、疲れやすくなります。 さらに、分解されなかった糖分は、体に残り、やがて脂肪になり肥満につながっていきます。体がだるい、すぐ脂肪がつく、すぐ疲れる。イライラしてしまう。 このような方はビタミンB1不足かもしれません。食品では玄米などに豊富に含まれていますが、B1を必要量食べるには、過剰な炭水化物を多く摂取していしまいます。 また運動後の活性酵素「乳酸」の除去の役割もあり、運動のし過ぎで返って疲れをためているかたやアンチエイジングにもお勧めです。

ニンニク注射の回数は?

お薬ではありませんから、患者さんが疲れを感じ始めたときです。 あるいは大事な会議や試合、集まりがある前日などがおすすめです。 投与量は体重や生活運動量など患者さまひとりひとりに合わせ決めていきます。

副作用について

ビタミンB1は水溶性なので体内に長く蓄積されることもありませんから副作用はありません。 逆に、蓄積ができないので、定期的に補給が必要になります。

高濃度ビタミンC注射とは

ビタミンCはサプリメントを利用するのが一般的ですが、吸収阻害や排泄力が高く不安定です。胃酸や様々な分解酵素などにより効力が失脚してしまうからです。注射や点滴ですと、各臓器を通過しないので直接血管に入れるため、身体の隅々にビタミンCが行き渡り、血中濃度を20-40倍以上に増量することが確認されています。

こんな方へおすすめ

  • 疲れやすい
  • 倦怠感がとれない
  • 寝起きが悪い
  • ストレスを感じる
  • 外にいる事が多い
  • よく運動する
  • タバコを多くすう
  • 風邪をよくひく
  • インフルエンザ予防
  • 歯周病
  • 鬱病
  • 生活習慣病
  • 肌のあらゆる老化現象をお持ちの方へ
  • ニキビやトラブル肌の方へ
  • アトピーがある方へ

効果について

肌への効果

美白 メラニン抑制作用による
ハリや弾力 コラーゲンの重合とエラスチンの生成作用による
しっとりやふっくら感 セラミド生成促進作用による
ニキビとトラブル 炎症の抑制作用による
毛穴 余分な皮脂分泌を抑制するため、毛穴トラブルを防ぎ、毛穴を縮小化する。

身体への効果

身体のサビとり 抗酸化作用により病気予防・老化を防止、紫外線対策
生活習慣病予防 コレステロールの除去、糖尿病など、血栓塞栓症
アレルギー物質の除去 キレート様作用による
疲労とストレス回復 コルチゾールの上昇を抑える作用があり、これにより日中のストレスを緩和する。ビタミン剤の経口投与に比べ血中濃度を効率よく高めるため、疲労回復の即効性を期待できる。
免疫力の向上 白血球の機能を強化してウイルスや病原菌を排除する

歯周病の治療や予防に期待できる、など
眼:白内障予防、黄斑変性、など

高濃度ビタミンC点滴(10,000mg~)

抗がん治療の化学療法に変わる治療法として、海外では大変メジャーな点滴です。
防腐剤を一切使用しないアメリカ製ビタミンC(アスコルビン酸)を使用します。品質を劣化、失活させぬようにアメリカ~日本のクリニックまでの輸送ルートにおいて2~8度に温度管理された輸入ラインを使用しています。
10000mg以上のビタミンCを点滴すると体内では、過酸化水素(活性酸素)を発生させます。この過酸化水素ががん細胞などを攻撃します。

この原理を応用し、
  • 身体中の不必要になったタンパク質や有機金属の除去……デトックス、病気予防
  • 抗老化を防ぐ……アンチエイジング
  • 生活習慣病(糖尿病、脂質代謝異常)の改善および予防
  • 慢性的疲労感の改善……特に強疲労感の強い副腎疲労の方、低血糖症の方へ有効
  • アトピー性皮膚炎の改善
  • 結石症の予防
に利用されています。
また美容目的に使用しますと、
  • 乾燥肌の改善
  • お肌の保水力のUP
  • メラニン合成の抑制
  • コラーゲンの生成促進
  • 皮脂の分泌コントロール
  • 肝斑
  • ビタミンCサプリメントを飲んでも、効果をあまり感じていらっしゃらない方

(ビタミンCは、自分自身で合成できませんので、外からの摂取は不可欠な栄養素です。
しかし経口摂取では、3000ミリ以上取るとお腹を下してしまう場合もありますし、水溶性ですので消化器官に保持できない他、代謝を受けて血液に入る濃度は500分の1?1000分の1の量となってしまう、といった多角的に見ても効率が悪いことが分かるかと思います。
毎日サプリメントで補っていても、思ったほど効果が出ない、と感じているのはこうした濃度不足による欠点があるからでしょう。そこで血管からの摂取をお勧めしています。)

ご料金

10000mg~ 7,000円~

αリポ酸点滴とは

強力なフリーラジカルの除去作用
αリポ酸は老化と病気の原因となるフリーラジカル(活性酸素、ストレス、たばこ、不摂生な食事、排気ガス、食品添加物)を体内から消去する力が強い栄養素です。
最強の抗酸化作用
脂肪代謝に関わるビタミンB2、糖質代謝に関わるビタミンB1、蛋白代謝に関わるビタミンB6、カルシウムの吸収に関わるビタミンD,その他ビタミンAやビタミンC、グルタチオンなど様々なビタミンの抗酸化力を高めたり、リサイクルして長持ちさせる効果があると言われています。
エネルギー代謝効率を高める作用
体内のミトコンドリアを活性化し、エネルギー源となるATPを産生させ、エネルギー代謝をアップさせます。ストレスフルな方、疲労感が続く方、太りやすくなってきた方などへお勧めします。
ガンに対する作用(低用量ナルトレキソン併用)
免疫力を高めてガン細胞を死滅させる。
ガン細胞の発生や進行の原因となるフリーラジカルを除去する。
ガン細胞の持つエネルギーを奪い死滅させる。
ガンの発生に関わる転写因子を不活化させる。

アミノ酸点滴とは

必須アミノ酸を全て含む22種類のアミノ酸点滴です。特にBCAAを強化しています。

夏バテ対策・美肌強化などに

アミノ酸は何に効くの?とよく質問を受けますが、効き目は1つではありません。身体に与える影響は実に様々です。

  • 体脂肪燃焼
  • むくみ改善
  • 疲労回復
  • 集中力を高めたい時
  • 肝機能改善
  • 健康的な身体作り
  • 美容目的

さらに当院のアミノ酸はBCAAを高濃度に配合しておりますので、筋肉作りや、肉体疲労、また肌のキメや毛穴、つや感といった肌質作りに特に効果的です。

プラス ワンコイン(500円)で

  • にんにく追加・・・疲労感の強い方、集中力を強化したい時(会議・テストなど)、乳酸除など
  • ビタミンC 追加・・・コラーゲンを合成させ、美肌を作る。

その他、通常のプラセンタ点滴やα-リポ酸点滴、ブレンド点滴(☆)のベースとしても利用できます。
(☆・・・ブレンド点滴とは?体調やご自身の体質、目的に合わせてビタミン、ミネラル、プラセンタ、アミノ酸などをオリジナル調合したもの)

アミノ酸点滴とは

グルタチオンとは、人間の体内に広く分布するアミノ酸が3つ結合した(グルタミン酸、システイン、グリシンという3つ)ペプチドという化合物です。
強力な抗酸化作用があるので、人間の身体をさびつきから守ってくれる代表的な物質です。免疫システムにおいても重要な役割を担っており、アレルギーや喘息などを抑える効果もありますが、20代をピークに、加齢とともに体内では減少していきます。
肝臓の解毒を助ける働きもあるので、ウイルスやアルコールによる肝障害に対して、あるいはその予防としても利用されています。
美容大国の韓国などでは、雪肌点滴と称し、白い肌を作ると人気の点滴のようです。

特に栄養療法の進んだアメリカでは、多くの疾患に対して、このグルタチオン点滴療法が行われています。とくに、パーキンソン病に対するグルタチオン大量点滴療法は、通常のパーキンソン病に対する治療薬が効かない例に対しての臨床試験も行われ、症例によっては効果が認められています(10人に6人の割合)。なお、パーキンソン病に対してはビタミンB12との組み合わせて投与するのがよいとされています。

また、グルタチオンは、抗ガン剤の副作用で見られる末しょう神経障害に対しても有効です。さらに多発性硬化症や線維性筋痛症といった、特効薬のない難病の治療に対しても用いられており、多発性硬化症では神経症状の緩和、線維性筋痛症では疼痛緩和などの効果が見られています。

グルタチオンは胃腸ではほとんど体内に吸収されません。そのため、経口では大きな効果が期待できないため、点滴で投与するのが一般的です。
グルタチオン点滴療法は、以下のような症状・疾患に適応があります。

  • アルコールや肝炎ウイルスによる慢性疾患
  • 風邪を引きやすい
  • 気管支喘息
  • アレルギー
  • パーキンソン病
  • 線維性筋痛症
  • 多発性硬化症
  • 薬物中毒
  • 湿疹、皮膚炎、じんましんなどの皮膚疾患
  • 炎症後の色素沈着
  • 放射性療法による副作用
  • 慢性疲労症候群
  • 化学物質の暴露
  • アンチエイジング(抗酸化)など

頻度:目的により週に1~3回、30分~くらいの点滴を行うのが一般的です。)

生理前症候群の為の点滴

気分が落ち込み気味の時にも利用下さい。

生理前症候群の主な原因は、ホルモンの急激な低下や脳内セロトニン濃度の低下だと言われています。この点滴では脳内幸福ホルモンとも称されるセロトニンの産生を促うようにブレンドされています。

主成分

  • トリプトファンを中心とする必須アミノ酸
  • ビタミンB6

ご料金

3,400円

☆増強
各種ビタミンをブレンドして増強できます。

サプリメント

高濃度サプリメントを導入しました。

サプリメントが煩雑化しています。数も多く、そして似たサプリメントがあふれています。 同じようなのに値段も驚くほど高価だったり、逆に安かったりします。

「いったい、何が本当に良いのか?」
「とりあえず買わないでおこうか?」
「食事をきちんとしていればいいや。」

など悩んでしまいます。

しかし食事だけでは、必要量の栄養素は到底補えません。いつしか年齢を重ねていくと栄養素の過不足は、痛い、悪いといった症状につながっていきます。 予防の観点からも、そして現在の症状の緩和や治療目的でもサプリメントの補給は、食事と共に必要不可欠です。 そこで、金額などをふまえ、ドクターの観点から複数のサプリメントを導入することにいたりました。

当院では治療目的で開発されたサプリメントを使用しています。高品質をキープするため、通常では市場に出回ることができないサプリメントです。

また、注射や点滴では症状の改善が不十分な方へ、サプリメントとの併用を行っています。頻繁に通院ができない方へも用いています。

どんなサプリメントを選ぶ?

  • 高濃度であること。データのとれた量を補わなければ効果は期待できません。
  • 吸収率が高いこと。吸収阻害をできるだけ受けないもの。
    天然由来や原産国も大事です。
  • 毎日服用できるよう、添加物や糖度が極端に少ないもの。
  • みあった価格帯であること

栄養解析

貴方の血液の情報から、不足している栄養情報を得て、貴方の身体で起こっている小さな大きな化学反応を見つけだし整える事で、未病の根本的原因を改善します。何となく体調不調をお持ちの方、精神的不調を治したい方、予防対策として、あるいはサプリメントを無造作に飲んでいる方、お薬が苦手な方など、ご利用下さい。
血液はウソをつきません。まずは貴方に必要な栄養素を知ることから始めてみませんか?

血液解析で必要なデータは86種類、保険で賄うには限界がありますので、全て自費にて解析させて頂いております。複数を組み合わせて評価、深読みをすることで、身体の中の様子、特に栄養の状態を明確に、化学的に評価することが可能です。評価後は、薬を使用せず、サプリメント(栄養抽出物)と食事療法で治療を行います。この方法は薬を使用しないので身体に穏やかに作用しますから、優しくて新しい治療方法といえるでしょう。

料金 17,000円

私たちは、オーソモレキュラー療法に取り組んでいます。
オーソモレキュラーとは、薬に頼らず、栄養素の働きを用いて治療や予防に取り組んでいる、自然療法学です。
日本では分子統合栄養医学などと称されています。自身に必要とされる栄養素を濃密に用いて、我々の約60兆個の細胞の働きを向上させ、様々な病気や未病の治癒に取り組みます。
予防医学が進んでいる海外においてはメジャーであり、また既に1960年代より、特に薬漬けを強いられる精神疾患領域にて併用応用することで成果をあげています。

その他の検査

ペプシノーゲン検査

胃の2種類のペプシノーゲンとその比から胃粘膜の状態を把握し、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の判定を行います。胃カメラ以上の胃検査と言われる由縁は、胃液量まで測定できる点です。
当院では、赤ら顔、酷い肌荒れやニキビ肌など、なかなか治らない 肌トラブルをお持ちの方に対して、行わせて頂いています。
4500円 (ピロリ菌判定1000円プラス)

遅延型フードアレルギー検査

アレルギーには種類があります。関与する抗体の種類や発現経路の違いから、大きく4種類に分類されています。 そのうちフードアレルギーは、2種類の抗体(E抗体とG抗体)が関与することがわかってきました。 フードアレルギー検査というと、従来まではE抗体の検査法のみで、G抗体に対しては調べていませんでした。そのため、かゆみや他諸症の原因物質が分からず、 原因不明のまま対処療法(ステロイドや抗アレルギー薬の処方)を継続するケースが後を絶ちませんでした。
2種類とは、①E抗体が作用する即時性(従来型)アレルギーと②G抗体が作用する遅延型アレルギーです。

即時型アレルギー

IgE抗体が関与しています。症状は皮膚と粘膜の痒み、湿疹、赤み、むくみ、下痢、呼吸困難などです。食べてすぐ症状がでますので、原因が比較的わかりやすいです。
検査方法は血液をとる方法と指先にほんの少し針穴をあける方法の2タイプがあります。

遅延型アレルギー

IgG抗体が関与するアレルギーです。食後6時間~24時間以降に発現する為(発現が遅い)、食べ物が原因だと気づきにくく症状が慢性化していることが多いです。 症状としては、慢性的疲労感やだるさ、偏頭痛、お腹のガス溜りといった内科的な症状と全身的なアトピー性皮膚炎です。

こんな人におススめ

  • 過去にフードアレルギー検査をしても原因不明だった方
  • 全身性アトピー性皮膚炎
  • 食後のお腹のガス溜まりが気になる方
  • 慢性疲労が取れない方
  • 原因不明の偏頭痛をもつ方
  • 食事量が少ないのに太っている方 など

料金などについて

遅延型アレルギー検査

96種類の抗原を調べます。検査方法は、少量の血液を採って調べます。現在のところ日本では調べる機関が無いため、アメリカのUS biotek社へ直接郵送します。 その為、判定に3~4週間ほどかかります。料金は37,000円(税込・送料込み)になります。

以上、ご検討ください。

なお相談料、診察料は特に頂いておりません。