レーザー手術
レーザー治療は毎週木曜日午後(予約制)行っています。
inchoレーザー治療の対処となる主な疾患
1:糖尿病網膜症 
我が国における糖尿病眼合併症は、中途失明の第1位を占める疾患です。しかし適切な時期に、適切なレーザー治療が行われることで、網膜症の進行増悪を防ぐことが可能です。先々の視力保持、中途失明予防には、必要不可欠の治療です。

2:網膜静脈閉塞症 
分枝閉塞と中心静脈閉塞とがありますが、網膜の静脈が閉塞をおこすと、血液循環が悪くなるため、そのつまった血管の支配領域網膜が虚血(酸素不足)状態となります。酸欠が強ければ強いほど、その領域に新生血管(非常にもろく出血をおこしやすい)が生じやすくなり、新生血管が生じると、非常に難治の合併症が、起こる確率が高くなります。(硝子体出血、増殖網膜症、網膜剥離、血管新生緑内障など)。
この合併症は、あらかじめ、網膜にレーザー処置を行うことで、新生血管発現を阻止し、合併症を予防することが可能です。

3:網膜裂孔 
網膜剥離予防の為、裂孔周囲網膜に光凝固を行い、穴の開いた個所から、網膜がはがれないようにします。

4:網膜細動脈瘤 
網膜の細動脈血管にできた瘤(こぶ)が破裂すると、眼内に大きな出血を生じ、視力低下が起こります。黄斑(網膜の中でも、特に明視や物を見たりするための大事な中心部)近傍で、破裂が起こると、永久的な視力障害が残ることが多いことから、レーザーにて、瘤への直接凝固を行い、破裂(再破裂)を未然に予防します。

5:中心性網膜炎(中心性網脈絡膜症) 
中年男子の片眼に好発。黄斑部に眼局した漿液性網膜剥離をきたすため、変視、視力障害を起こします。3~6ヶ月の経過で自然寛解することが多いのですが、再発も多々認められます。原因は不明ですが、心身疲労と関連があるようです。
レーザー治療は傷病期間の短縮目的にて行います。中には、レーザー治療の適応とならない症例があります。

6:急性閉塞隅角緑内障(予防) 
急性発作が起こると、眼圧上昇のため視力低下、眼痛、頭痛、悪心、嘔吐などの症状が現れます。高眼圧状態を放置すると、永久的な高度視力障害を残す場合があり、早急的な治療処置の対象となります。しばしば内科疾患と誤られ、処置が遅れることも。治療は薬剤にて眼圧を低下させた後、レーザー虹彩切開もしくは外科的に虹彩切除を行います(虹彩の壁に穴を開ける処置)。
これにより、発作時に妨げられていた後房と前房間の房水の流れが、虹彩に開けた穴を通して開通し、眼圧が正常化します。このような急性発作を起こしやすい眼(眼科診察を受けないと発見できませんが)の人は、未然に予防的レーザー治療が必要となります。


※上記疾患の他、まだレーザー治療の適応となるものは多々あります。
※疾患によっては、蛍光眼底造影検査(血管造影の一つ)が必要となります(要予約)。